しあわせの音

　リンの寂しさで、自分の心も波立つけれど、それはレンにとって必要な波だ。
　彼女の深い孤独が彼の人格データを作り出したのだから。
　リンが寂しがることが、レンの存在意義。
　まだ少女には自分が必要なのだと、必要としてくれているのだと。
　確認できるから。証明されるから。


　と、いう文を入れたくて「Significance　of　existence」を書いたのに、最終的に削っちゃったという。
　つまりは本末転倒　＼(^o^)／
　ちなみにこの話の補足が「First　feeling」だったり。
　マスターのとこに行く前の記憶がある理由が、どうしても入らなかったんです。
　他にも、二人がリアルを好む理由とか、書かなきゃなあ。
　カイミクよりもリンレンの方が、捏造設定満載ですね！

　そうそう、表記が“レンリン”じゃなくて“リンレン”なのは、リンが攻めだからじゃなく鏡音だからです。
　リンが元になってるから、リン´であるレンは先に来ない……って感じ？
　単に音的にそっちのが好きだってのもある、というかそっちのがでかいけど（笑）