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Your name, My special
自分の中で人気急上昇中の、栄一ユフ。甘め……と思いたい。初めてのユフ視点。
そして『名前を呼ぶ』ネタ。取り扱い全カップリングでやる気満々です。
轟祭に便乗……したいのは山々だけど、自分にできるのは書くことだけでした。
これで轟祭、とか言ったら怒られますかね?
轟いてない轟き兄弟が大好きです♪
「栄一さん栄一さん、栄一さん」
何度も、何度も。
どれだけ繰り返したか、数えていなくても分かるけれど、どうでも良かった。
それより重要なのは、呼んでいてとても幸せになれるということだ。
うん、これはいい。
「気にするなって言われても、やっぱり気になるよ。
ユフ、どうかしたのか?」
向かいに座っている栄一が楽譜から顔を上げる。
邪魔をしてしまっただろうか?
歌が好きな気持ちはすごくよく分かるから、申し訳なくなる。
「気にしちゃ、ダメです。
本当に意味なんてないんですから……」
ユフは真剣な顔で言った。
先ほど、『名前を何度も呼びますけど、気にしないでくださいね』と頼んだ。
だから栄一の邪魔になってしまっては意味がないのだ。
これはただの自己満足なのだから。
「意味もないのに繰り返し呼ぶのか?」
「はい」
栄一の問いに、ユフは頷いた。
「……理解できないんだけど」
栄一は眉をひそめ、いぶかしげにユフを見る。
確かに普通ではないかもしれない。
「それでいいんです」
けれどユフにとっては、大切なこと。
ふふっ、と笑みをこぼす。
「呼びたいから、呼んでるんですよ」
言葉にするとそのまますぎる。
これではまるで謎かけのようだ。
「俺の名前を?」
訳が分からないとばかりに、栄一は首をかしげる。
「はい。栄一さんの名前は、何だか特別です」
ほんわりと、幸せになれる魔法の呪文。
ルナが『大切な人の名前を呼ぶと、幸せになれるよ』と教えてくれた。
自分にとって大切な人とは誰だろう?
あまり考えずに、答えは出た。
だから、こうして実行に移しているのだ。
「別に、よくある名前だと思うけど。
どちらかというとユフの方が変わってるんじゃないか?」
きちんと伝わっていなかったようだ。
栄一は、たぶん鈍感なのだろう。
「そういう意味じゃなくって……」
言うべきか、迷う。
分かりやすく説明しようとすると、恥ずかしさを伴う。
けれど、言葉にしないと伝わらない。
話下手なユフだけれど、覚悟を決めて、口を開く。
「栄一さんが特別だから、名前も特別な響きを持つんです……」
言えた。
さすがに照れが先立って、うつむいてしまったけれど。
これで分かるはずだ。
「そ、そうか」
動揺したのか、栄一はどもった。
意味は正確に伝わったらしい。
ユフは恥ずかしくて、顔が上げられない。
きっと顔は真っ赤になっている。
「ユフ」
栄一の声が、少女を呼ぶ。
「はい?」
何だろうと、ユフは顔を上げた。
目が合ってしまい、また赤面する。
「俺にとっては、ユフの名前が特別だと思うから」
墨色の瞳が、優しく和む。
その言葉と表情に、ユフは思わず感動してしまった。
栄一の中に、少しでも自分の居場所がある。
それが泣きたいくらい嬉しかった。
「たくさん、呼んでください」
そしてたくさん、確認させてください。
傍にいること。特別だということ。
ユフは雪の下から顔を出した花のように微笑んだ。
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正直、たまらんです。
鼻から轟汁(おしるこ)が出そうです。
二人はおしるこ以上に甘くなってくれることをひっそりと願っております。
そして歌の完成に期待せざるをえません!wktkしながら待ってます!
鼻から轟汁とはなんと高度な(笑)
趣味全開で書いてるので、楽しんでもらえて嬉しいですv
(こうしてUTAU創作が増えていくんだろうなぁw)
おしるこ以上に甘ったるいですよ、きっと二人は!!
書いててたまにぶん投げたくなりますもん(^^)
ユフに歌わせてるのはカレイドスコープです! その前にサラ姉さんの悪ノ娘の動画を完成させないと!!(ただ今線画状態)
コメントありがとうございました~♪